ブレーキディスクを交換する
付いていたリアブレーキディスクはひどい状態。ガタガタに溝が出来ているし、厚みも使用限度を超えていた。6番の六角レンチで外す。
異常な減り方をしていたリアブレーキディスク。たぶん、ブレーキパッドが完全に無くなってベースが当たったんだと思う。新品時の厚みは5.0mm。4.0mmが使用限度だが、これは3.9mmしか無かった。溝がひどいので新品のブレーキパッドが入っていても全然効かない。
フロントブレーキディスクの方も2.7mm厚しかなかった。新車時が4.0mmで3.5mmが使用限度だからこれもひどい。さっそく交換しないと。
ヤフオクで¥6,000で前後3枚のブレーキディスクセットをゲット。厚さはフロント3.8mm、リア4.8mmでOK。しかしホイールに取付けてみるとリアもフロントも振れがひどくて使い物にならなかった。これは大失敗。
あらためてリアディスクをゲット。¥1,100。これは89用だが88用としてもOK。厚みは4.8mmで問題なし。さっそくリアホイールに取り付けてみる。88ロスマンズはマグテックホイールなので、スタンダードとは違い3つのワッシャーが入るので注意。
トルクレンチにヘキサゴンレンチソケットをつけて締め付ける。締め付けトルクは3.7〜4.3kg-m。対角で数回に分けて締め込む。
ホイールを回して、ローターの振れをチェック。0.3mm以上振れがあればダメだ。これはほんど振れ無し。最大でも0.1mm程度か。
フロントはストックの88テラのモノを使うことにする。厚みは3.8mmと3.7mmでまだまだ使用OK。きれいだし、最初からこれを使えば良かった。マグテックホイールは貫通ボルト6本で留めるようになっている。ナットを10mmのレンチで対角に締め付けていく。締め付けトルクは1.4〜1.6kg-m。
これもローターの振れをチェック。フロントは0.4mm以上は使用不可。左右のローターともまったく振れはなく完璧だった。
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