ステップをきれいにする
Lステップが赤くサビて見苦しかった。それにピロボールの中を覗くとこちらも赤サビでドロドロ。これは少しきれいにしておかないと。
ギアチェンジアームの辺りはオイルでドロドロ。まずは外して掃除する。前後をつなぐチェンジボルトはフロントが逆ネジに切ってあるのでロックボルトを緩める方向に注意。
8番の六角レンチを使って2つのボルトを外せば、ステップステーごとステップが外れる。先にステップの取付けボルトを14mmのメガネレンチで外しておいた方がいいかも。ここはネジロックが塗ってあって、かなりきつくてネジ切ってしまいそう。
100円ショップのプラ皿に灯油を入れてパーツを洗う。オイル汚れは落ちるけれど、アルミのサビはちょっとダメだ。スチールのサビはラストリムーバーに浸けておいて落とす。
オイル汚れが落ちれば良しとする。本当は磨かなければいけないけれど、取りあえず泥やオイル汚れがなければいいので先へ進む。
ピロボールの中のサビをラストリムーバーで取り除き、さらにパーツクリーナーできれいに。その後、モリブデングリスを塗り込んでおく。ゴムカバーは小さな口を広げてスルっと脱がすように外す。
ステップの取付けボルトはネジロックが塗ってあったけれど、取り付け時はそのままで。また外す時に苦労したくない。締め付けトルクは3.5〜4.5kg-mで、かなりきつめだ。これで完了。※半年後、振動で緩んできた。やはりネジロックは必要かも。
完了と思ったけれど、やはりアルミのサビや汚れが気になってしまったので、もう一度分解して磨くことにする。320番のサンドペーパーとCRC5-56でサビを落とし、次に800番のサンドペーパーで磨く。写真のデライトホイルなども使ってみた。
ステッププレートの裏は3本100円のステンレスブラシで擦ったら、簡単にアルミのサビ汚れを落とすことが出来た。ステンレスブラシはかなり堅いのでアルミに荒い傷がつくけれど、梨地のアルミだとサビをかき出す感じでちょうどいい具合に削れるのだ。また、梨地が光を乱反射させて傷もほとんど目立たない。
表は部分的に鏡面仕上げにしておいた。フェルトディスクに青棒を塗って研磨。見違えるぐらいにピカピカ。※写真はRステップ。
タンデムステップも梨地なので、ステンレスブラシで仕上げることに。たぶん新車ではクリアコーティングがされていたと思うけれど、ステンレスブラシで擦るだけでいい感じに。ここをサンドペーパーで仕上げようとすると梨地を全て平らにしなければいけないだけに、ステンレスブラシは超簡単な「裏技」。写真左がきれいにした方。
車体に取り付けたRステップ。鏡面仕上げのステッププレートが美しい。トルクレンチに8番のヘキサゴンレンチソケットを付けて取り付ける。締め付けトルクは2.4〜3.0kg-m。
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