トップブリッジを鏡面仕上げにする
アルミのトップブリッジがひどい状態。たぶんキーホルダーで擦れたんだと思うが、コーティングが部分的に剥げてアルミが腐食している。さらに、キーホルダーに付けた他のキーなどがトップブリッジの上で踊っていたのか、全体に無数の点傷が刻まれていた。これはなんとかしなくては。
320番の耐水サンドペーパーにCRC5-56を付けて傷を削り落としてみる。このくらいの番手だとアルミならガシガシ削れる。なるべく平面を保っていたいので、サンドペーパー用のパッドを使う。
傷は0.5mm以上あるので、今回はかなり削らないと無くならない。堅い木の板の上の新聞紙を敷いて、サンドペーパーを置き、上からトップブリッジを擦り付けて磨いてみた。これなら部分的にへこまなくて、最終的な仕上げがきれいになる。
320番ぐらいだとヘアラインが入って艶消しでいい感じに仕上がる。ただ、トップブリッジはいつも視界に入るパーツだけに、さらに磨き込んで鏡面仕上げにすることに。サンドペーパーを800番に変えて、320番で付いた擦り目を消していく。
艶消しの金地が磨かれて、ピカピカ光り出したけど、これじゃあかえってきたない感じ。サンドペーパーを一気に2000番に上げて、さらに磨き込んでいく。パーツが平面なので作業的にはかなり楽だ。
適当なところで、サンドペーパーは切り上げ、今度はバフ掛け。電動ドリルにバフを付けて、研磨剤の青棒の粉をCRC5-56で溶かして一気に仕上げる。ハンドグラインダーと違って電動ドリルは600rpmぐらいしか回転が上がらないが、静かなので夜でも作業出来るのがいい。
鏡面仕上げの完成。ただ、よく見るとバフのムラが光の加減で見えてきてイマイチ。電動ドリル用の径が小さいバフを使ったせいで、「小分け」で磨かなくてはいけなかったせいだ。
ハンドグラインダー用の広いバフをアダプターを使って電動ドリルに取付けてみた。これならトップブリッジ全体を一気にバフ掛け出来るし、磨きムラが出ないので仕上がりがだんぜんきれいなのだ。
そして完成したのがこれ。鏡のように顔が映って、まさに鏡面仕上げ。曇りどめのためにクリア塗装をすべきだと思うが、今回はこのままでいくことにする。
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