フロントブレーキパッドをチェック
パッドカバーをマイナスドライバなどでひっかけて外す。上からブレーキパッドの溝を見るとまだたっぷりあった。
マイナスドライバでプラグを外す。ここは固着していてよくネジ切る場所。ねじ回し剤を塗って、ショックドライバでコン。
プラグを外すと奥にパッドを止めているハンガピンがある。これを5番の六角レンチで外す。なかなか外れないので、出来るだけ長い柄の六角レンチを使う。
ヤマシダの新品のブレーキパッドが入っていた。全然、パッド面が削れていない。激安パッドのYAMASHIDA、ブレーキが全然効かないというウワサだが・・・。
キャリパーピストンは固着している感じ。たぶん、新品パッドを付けたことでピストンシールの当る位置が変わって動きが悪くなったと思う。ピストンは磨けば十分使えそう。あとでブレーキキャリパーをオーバーホールすることにしよう。
問題のブレーキディスク。新車時4mmの厚さで、使用限度は3.5mm。なのに左右とも2.8mmしかなかった。しかも波打っているので、ブレーキパッドもまともに当っていないハズ。要交換だ。MC18〜MC28まですべて流用OKなので、ヤフオクで探す。ちなみにリアディスクも使用限度の4mm(新車時5mm)で、波打っているので、こちらもダメ。
ブレーキキャリパを取付ける。12mmのボックスレンチを使う。トルクは2.4〜3.0kg-m。ディスクの回転方向にキャリパをいっぱいまで押しつけておいて締め付ける。
キャリパを外した状態なら、くるくるといつまででも回っている。フロントホイルのベアリングは大丈夫な感じがする。NSR250Rは、ブレーキキャリパを取付けた時でも、こんな風にくるくる回らないとピストンがちゃんと戻ってない証拠だそうで、そうなるとピストンシール要交換。
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