キックペダルのサビを落とす

エンジン系

キャブレータをオーバーホールする

キャブレータを取り外す

エンジンを積む

腰上をオーバーホールする その2

腰上をオーバーホールする その1

Rクランクケースカバー交換その2

Rクランクケースカバー交換その1

エンジンをきれいにする

RCバルブをきれいにする

クランクセンターシールをチェック

シリンダ、ピストンを外す

エンジンを下ろす

ラジエータをきれいにする

エアクリーナエレメントを洗う

足回り系

フロントフォークをオーバーホール

ブレーキフルードを交換する

ブレーキキャリパをオーバーホール

ブレーキディスクを交換する

ホイルベアリングを交換する

Rサスペンション回りをきれいに

ステアリングステムをオーバーホール

フロントフォークを移植する

フロントブレーキパッドをチェック

外装系

グリップを交換する

キースイッチ等をきれいにする

カウルステー等をきれいにする

トップブリッジを鏡面仕上げにする

クラッチワイヤをきれいにする

ワイヤ類を外す

ステップをきれいにする

キックペダルのサビを落とす

ミラーを修復する

カウルをプラリペアで修理する

カウルをきれいにする

その他

パワーチェックをする

バイクを登録する

リミッターを解除する

バッテリーを交換する

ステアリングダンパーを付ける

アーシングする

エンジンを始動させる

チェーンを交換する

チャンバーをきれいにする

キックペダルの根元がこんな風に裂けていた。これじゃあ、まともにキック出来ない。いったいどうしたらこんな風に裂けるんだろう〜 仕方ないのでヤフオクで500円の中古をゲット。

でも、思った通りサビで根元は真っ赤。しかも先端の方は黒く染みのようにサビがこびりついていて、少々見苦しい感じだった。鋳造のざらつきの中にサビが入り込んでいるので、サンドペーパーなどで磨こうと思っても大変。

いつものKUREのラストリムーバーでいこう。リン酸が入っているらしいけれど、これでサビを溶かしてしまうのだ。プラスチックの石鹸入れに、分解したキックペダルのパーツを入れてしばらく置く。10分ほどで赤サビの方はきれいに取れてしまった。シュワシュワと白い泡が出て、金属が溶けている様子。ちなみに1時間以上漬け込むと金属表面を痛めるとか。

ところが2時間くらい漬け込んでもキックペダルの表面はなんともなかった。あの黒いシミのようなサビだけがどんどん溶けていく。10分おきくらいに真鍮のワイヤーブラシでこすってサビの表面を荒らしてやると、なんとか少しずつ溶けてくれた。写真は、コンビ二袋に入れたラストリムーバーに漬け込んだペダル。これだと少ない液で全体を漬け込める。

サビが落ちたら、水で洗って反応を止める。写真のようにすっかりサビが落ちてくれた。ちなみにラストリムーバーはゴム手袋をして扱わないといけないケミカルだが、素手でも全然平気だった。ただし、目に入らないようにメガネだけはした方がいい。

最後にスプリングと金属ボールを入れて、たっぷりとグリスを塗っておく。耐圧グリスのモリブデングリスを入れておいたけれど、ここは普通のグリスで十分か。

そしてエンジンに取付け。取付けボルトのトルクは3.5〜4.5kg-m。トルクレンチを使って締めつけたが、ちょっと恐いくらいきつくネジ込む感じ。

近くで見てもかなりきれいに見える。キックした感じもいい。やはり裂けたキックペダルとは全然感触が違った。

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