グリップを交換する
グリップがすり減ってツルツル。見た目にひどい状態なので、交換することにする。
マイナスドライバーを突っ込んで、CRC556のノズルを奥まで入れてプシュー。これで簡単にグリップがスポッと抜ける。もう使わないからカッターで切ってしまっても良かったが。
グリップボンドが変色している。しかもガチガチにハンドルにこびりついているので、まずはこれをきれいにしなくては・・・。Lスイッチボックスは下の2つのネジを+ドライバーで外して、上下2つに割って取り外す。
Rグリップはアクセルワイヤーの巻き取り部のポッチがハンドルの穴にはまっているので、+ドライバーでネジを外し、巻き取り部を割る。するとチューブごとハンドルから引き抜ける。グリップのみの交換なら、巻き取り部はそのままにして、Lグリップ同様に外す。
スロットルグリップパイプにボンドがガチガチにこびり付いていて取れないので、アセトンを使って溶かすことにする。ホームセンターのFRP修理コーナーでゲット。悪用を避けるためネットでは単体で買えないモノなので助かった。マニキュアの除光液の成分と同じだけど、最近では除光液もノンアセトンが主流なので、なかなか手に入らないのだ。
一拭きでこんな感じにきれいになる。パイプ自体がささくれていたので、サンドペーパーできれいに仕上げておいた。
ハンドルの手強いボンドもきれいに落とせた。アセトンはたいていのモノを溶かしてくれる。ちなみに新品タイヤの保護剤もアセトンで拭けば一発で取れる。
ハンドルバーにグリップ接着剤を薄く伸ばして塗る。これはほんの少しでいい感じ。塗り過ぎてもグリップを押し込んだ時にはみ出るだけだ。透明の接着剤だとはみ出しても目立たずきれい。
スロットルグリップの方にも接着剤を付けて、新品のグリップを押し込む。約1〜2時間で動かなくなるけれど、24〜48時間で完全硬化だからじっと我慢で触らないようにする。
はみ出たゴム状の接着剤は乾いたあとでも取れるのでしっかり取っておく。スロットルグリップパイプの動きが悪くなっていないかチェック。う〜ん、やっぱり新品のグリップはいい。
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