パワーチェックをする

エンジン系

キャブレータをオーバーホールする

キャブレータを取り外す

エンジンを積む

腰上をオーバーホールする その2

腰上をオーバーホールする その1

Rクランクケースカバー交換その2

Rクランクケースカバー交換その1

エンジンをきれいにする

RCバルブをきれいにする

クランクセンターシールをチェック

シリンダ、ピストンを外す

エンジンを下ろす

ラジエータをきれいにする

エアクリーナエレメントを洗う

足回り系

フロントフォークをオーバーホール

ブレーキフルードを交換する

ブレーキキャリパをオーバーホール

ブレーキディスクを交換する

ホイルベアリングを交換する

Rサスペンション回りをきれいに

ステアリングステムをオーバーホール

フロントフォークを移植する

フロントブレーキパッドをチェック

外装系

グリップを交換する

キースイッチ等をきれいにする

カウルステー等をきれいにする

トップブリッジを鏡面仕上げにする

クラッチワイヤをきれいにする

ワイヤ類を外す

ステップをきれいにする

キックペダルのサビを落とす

ミラーを修復する

カウルをプラリペアで修理する

カウルをきれいにする

その他

パワーチェックをする

バイクを登録する

リミッターを解除する

バッテリーを交換する

ステアリングダンパーを付ける

アーシングする

エンジンを始動させる

チェーンを交換する

チャンバーをきれいにする

06/05/10、近くのレーシングショップでパワーチェックをしてもらう。シャーシダイナモを持っていて、しかも飛び込みで計測してくれるショップなんて滅多にないので、これはありがたい。さっそくシャーシダイナモに88ロスを乗せる。走行距離10,864km。オーバーホール後の慣らし運転488km。

フロントホイールをセットし、タイダウンベルトでがっちり固定。なんだか試験を受けるような感じで緊張。リミッターカットのみであとは全てノーマル仕様。きっちり整備してあるという自信はあるのだが、はたして・・・。

パソコンにDATAを入力して、計測の準備。この日はプリンター用のデバイスが故障していたので、後日、CD-ROMで計測結果をもらうことにする。

エンジンに点火パルスのピックアップを取り付ける。ここからエンジンの回転数を拾ってパソコンに送り込む。

かたつむりのような送風ダクトをセットしてラジエータに風が当るようにする。走行風が無いので、強制的に風を送らないとエンジンが過熱してしまうからだ。

まずは適当に暖気してから、いよいよ1回目の計測開始。操作スイッチを持って88ロスに跨がり、アクセルオープン。パソコン画面に映し出されたスピードメーターとタコメーターを見ながらシフトアップしていく。

1速から思いっきり加速していくとフロントフォークが沈み込む。その動きが緩くなったらシフトアップのタイミングだ。だいたい10,300rpmでピークパワー。リミッターを解除してあるから、これは予想通りのタイミング。それにしても2ストロークエンジンなら普通は煙モクモクのはずなのに、まったく煙が出ていない。これは意外。たぶん、ノーマルのチャンバーなのであまりチャンバーが焼けないことと、しっかり洗浄してあるので燃えるようなカーボンやオイルがチャンバー内に無いせいだと思う。

倉庫内に耳をつんざくような排気音を響かせて、1回目の計測終了。53.4馬力。どうもタイヤが減っていたせいか、ドラムの上でリアタイヤが空転して少しパワーをロスしていた感じだ。それでもKさんはこの数値にニコリ。ショップにあるJhaチャンバーとSPキットを組み込んだ91NSRが55馬力程度とのことなので、ノーマル車としては十分か・・・。2回目はタイヤも暖まり、食いつきがよくなるハズだ。さっそく2回目。

2回目の結果は、後輪出力55.5馬力。「こんなパワーのあるエンジンは久し振り」とはKさんの言葉。現行の250ccだと38馬力程度というから、やはり88NSRは伝説の最強250と言われるだけのことはある。

後日もらったDATAによると、トルクも3.9kg-mあったし、これなら新車並みの性能だとKさん。グラフを見ると8,000回転ぐらい回せばNSRらしいパワーを発揮出来るというワケか。これで十分な数値だが、グラフを眺めているとなんだかもっとパワーを上げたいという欲も出てきてしまう。

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