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カウルとタンクをタッチアップ02
シングルシートカウルに白いラインがかかっているのは86年モデル以前の物。そのためにラインが合わないのでここを赤く塗りつぶしておく。
デイトナから出ているMCペインターのファイティングレッドを使用。これは純正色だが、本格的に色を合わせるなら下地にシルバーを塗っておくといいと思う。今回はこのままダイレクトで。
#800のサンドペーパーで足付けして、マスキングしたらファイティングレッドをプシュー。
やや色の差が分かるけれど、どのみち小傷のたくさんあるカウルなのでこれで十分。
ガソリンタンクの下側縁の塗装が剥離して錆が出ていた。まずは#400のサンドペーパーで錆を落としておく。
錆び取り剤を塗って、化学反応で念入りに錆を落とす。その後アセトンでよく脱脂して、ファイティングレッドでタッチアップ。
面相筆でたっぷりと塗料を盛って完成。見栄えもぐっと良くなったし、錆の進行を止められるのがイイ。
その他、カウルの傷をあちこちタッチアップ。すでにホワイトとブルー部分はタッチアップしてあるので、残りのファイティングレッドの部分を30箇所ぐらいペタペタ。
カウルのエアダクトのエッジも塗装が剥離してけっこう傷が目立っていた。
スプレーの塗料をフタに受けて、それを面相筆で取って塗る。これだけでかなり傷が目立たなくなってくれた。
86年モデルのラインに合うシングルシートカウルになって満足。