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ドライブベルトばらばら事件

08/05/03、気持ち良く飛ばしていると突然、ガリッと音がして駆動系がダウン。クランクは回るのにプーリーが動いている気配がない。そこでケースを開けてみると、なんとドライブベルトがばらばら。これじゃあ走るわけがない。う〜ん、一体何が原因なんだろう。

ベルト内のワイヤーが切れ、ゴムはちぎれまくり。さらに表の布部分は綿埃のようになっていた。どうも一気に切れたわけじゃあなくて、ダメージの出たベルトをぎりぎりまでぶん回していた感じ。エンジンケース内でこすられ続けたか、それとも劣化したベルトがパワーに耐えられず破損したか。

とりあえずストックしてあったトライの新品ベルトに換えてみた。もしケースの内側にベルトが当たっているようなら、このベルトもいずれ切れてしまうということ。これはチェックしておかなければ。一応、ケースをあれこれチェックしてみても擦ったような痕は見つけられなかったが・・・。

プーリーを加工してぎりぎりまでベルトを押し出す設定にしてあるので、ケースで擦れるというのはあり得る話。エンジンをかけたままケースを開けて変速の様子を見てみる。アクセルをあおるともうベルトがプーリーから5mm以上飛び出ていまにも外れそう。う〜ん、よく考えたらこの状態ではタイヤは空回りしていて負荷がかかっていないので、参考にはならないようだ。

とりあえず、プーリーからベルトが5mmぐらいはみ出したら当たりそうなケース部分をリューターで削りまくってみた。セルモーターのギアの壁などは一番怪しいので大胆にカット。

これならかなり余裕があるはず。

マジックペンでエッジをマーキング。ベルトが擦っているかあとでチェックしてみることに。

この辺りのでっぱりもリューターで平らに削り、そのあとマーキング。

実はインテークマニホールドのスタックボルトを1本ネジ切ってしまっていたので、貫通させてナット締めにしてあったのだが、これが出っ張ってベルトに当たっている気もする。そこでケースを削ってナットを奥へ追い込んでおいた。ナット自体も削って薄くし、ケースも削ってノーマルよりも出っ張っていない状態に。そしてマーキング。

最高速まで回してチェックしてみると、どのマーキングも擦れた痕は見られなかった。もともと当たっている痕もなかったし、「ばらばら事件」の原因はベルト自体の劣化かも。プーリーの周辺はかなり熱を持つし、チューンナップした駆動系でベルトの負荷が大きいのは想像出来る。そこで念のため、ヤフオクでRCエンジニアリングのDJ-1R/RR(6.0ps)、DioSP、Gダッシュ用の強化ベルトを入手。1,000円ナリ。

ところが届いたモノを見るとトライのベルトが14mm幅なのに対して強化ベルトの方は18mm。4mmも幅広だとちょっと使い物にならない。これは後期型のDJ-1R用だったか。無理矢理装着して試走してみても、出足も最高速もダメダメ。速攻でトライのベルトに戻して、当分、この仕様で行く事にした。

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