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ノーマルマフラーに戻す
キジマのチャンバーはあまりにも「抜け」が良過ぎる。それと爆音なのでちょっと近所迷惑。50ccスクーターを購入したもともとのわけは、これで近所の広場でコーナーリング練習をしたかったから。静かでないと都合が悪いのだ。そこで今回、ノーマルマフラーに戻すことに。
ヤフオクで落札した中古のノーマルマフラー。DJ-1やクレージュタクトにも付くチャンバータイプマフラーということで人気がある。けっこう高値の3200円ナリ。錆びはあったけれど、穴やへこみもなく、また、詰まってもいないようだった。
キジマチャンバーを外して交換。それにしてもこのキジマチャンバーは軽い。軽量化ということでかなり魅力的だったが、さようなら。
さすがに純正はきっちりと付く。さっそく試走してみると、低速トルクが太くなった感じ。あまり回転が上がっていなくてもパワー感がある。たぶん、ガスの抜けが押さえられたせいだと思う。そのかわり、40km/h辺りの伸びと60km/hからの最高速の伸びが無くなってしまった。う〜ん、これでもう少し「回る」ようになればバッチリなんだが・・・。
キジマチャンバーではあまりにも低速で力が無かったので、強化クラッチスプリングでクラッチインのタイミングを遅らせ、高回転域でつなぐようにしてあった。今回、ノーマルマフラーに換えたことで低速トルクも出てきたので、クラッチスプリングもノーマルに換えて様子をみてみる。
強化クラッチスプリングを外して、ノーマルスプリングに交換。以前購入しておいたスプリングフッカー800円を使ったので楽々だ。これで試走してみると、思った通り低回転でクラッチインしてもちゃんと加速していってくれる。また、いままでアクセルの反応にかなりタイムラグが出ていたのが無くなって、コントローラブルになった感じ。けっこう楽しいフィーリング。
現在のデータは、ハイスピード加工プーリーにウエイトローラーは5.0g×6個の30g。ロングドライブベルト装着であとはノーマル。ノーマルのウエイトローラーは48gなので、加速重視のセッティングといったところか。
ノーマルマフラーに変えて低速トルクが戻ったので、もしかしたらもっと重いウエイトローラーでもいいんじゃないかと思って検証。30g→36g→42g→と戻して行ったら、結局ノーマルの48gでもほとんど変わりなく加速してくれた。最高速度も65km/h程で同じ。やはりマフラーがノーマルならウエイトローラーの重さもノーマルでいいというわけか。