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前後タイヤを交換する
11/10/21、ミニバイクレースに向けて前後タイヤの交換。いままではブリヂストンのバトラックスだったが、今回のタイヤはフロント、リア共にダンロップのTT900GPで、フロント80/90-16 43P TT900F GP、リア90/80-17 46S TT900GP。いままでのタイヤもまだ溝はあったのだが、経年劣化で硬化している感じもするし、とりあえずタイヤを新品に換えることで、タイヤに関する不安要素を取り除いておく。
エアーバルブからムシを抜いてタイヤの空気を抜き、エアー式ビードブレーカーで左右のビードを落とす。リムをガリっとやってしまわないように押す位置に注意して・・・。
タイヤを寄せるのに有利なようにエアーバルブの位置からスタートしてタイヤのビード部をリムの外に外す。タイヤレバーを差し込みビードをめくるようにしてリムの外に出し、そのままの状態で2本目のタイヤレバーを15cmぐらい横に差し、リムに沿って順番に外していく。コツは対角のタイヤのビードをしっかりとリムの中に落とし、タイヤを引き寄せる事。これでビード部がリムを越せる余裕が出来る。また、ブレーキディスクとスプロケットがあった場合、小径の方へ抜く事。タイヤレバーのストロークがかせげるからだ。シングルディスクのフロントホイールの場合は当然、ディスクの無い方へ外す。
そして手前のビードが全部リムの外に外れたら、同じくタイヤレバーで奥のビードもリムを越させて、これでホイールからタイヤが外れる。ちなみに、リムに少々傷が付いても気にしないので、リムプロテクターは使わないのだ。
新品のタイヤのビード部にビードワックスを塗って、ローテンションマーク(タイヤの回転方向指示)に注意してホイールに装着。この際、タイヤにマーキングされた軽点マーク(一番軽い部分)とエアーバルブの位置(ホイールの一番重い部分)を合わせてセット。
新品タイヤをはめる際もブレーキディスクやスプロケットなど邪魔モノが無いか、小径な方を手前にしてはめた方がタイヤレバーが使いやすくて楽だ。はめる時もしっかりとタイヤを寄せて、タイヤレバーを順番に移動させてはめ込む。
そして左右のビード共ホイールの中にはめこんだら、エアーを注入してビード出し。パン、パンと2回音が鳴ったらそれが左右のビードがホイールにはまった証だ。あとはムシをセットして、タイヤ交換完了。