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デジタル水温計を付ける

TZR50Rにはもともとこのポッシュのデジタル水温計が付いていたが、電池切れとリード線切れで、ただの飾りになっていた。とりあえず動くものかどうか、電池を交換してみる。どこから電池を取り出すのかと悩んでいたら、なんと表のパネルを無理矢理剥がすのだとか。精密ドライバーを突っ込んで、ボンドで貼ってあるパネルをメリメリと剥がす。

ボタン電池はコンビニでも売っているLR44アルカリ電池1.5V、189円。さっそく新しい電池に換えてみると・・・。

最低温度表示の「L」がちゃんと表示された。これは使える。あとはリード線を繋げばOKだが、ハンダで直接繋いでしまっては、シリンダーヘッドを外す時に邪魔になる。なんとか取外し出来るようにしてみよう。

本来は専用のコネクターで繋ぐのだが、あいにく流用出来るようなモノが見つからなかった。しかたないのでホームセンターに売っているギボシ端子を使うことにする。極細のリード線は被覆をニッパーで剥くことも出来ないので、ライターで溶かして銅線を出す。

一番小さなギボシ端子を買ってきたけれど、それでもデカい。圧着も出来ないのでハンダ付けでギボシを取り付ける。

絶縁スリーブを被せてメス端子が完成。リード線に比べるとやっぱりデカ過ぎな感じ。

シリンダーヘッドから伸びているリードにも同じようにオス端子をハンダ付けする。細かい作業でけっこう手間がかかった。

水温計を繋いでみると、09.5℃と表示。正常に動いているようだ。いままで水温計無しで走っていたが、水温計はエンジンの状態を知る大切な計器なのでやっぱり無ければダメだと思う。

水温計をタコメーターの横にセットしてこれで完成。ボタン電池はこのままでもかなり保つようなことを聞いたことがあるけれど、とりあえず一旦外しておいて次回の走行に備える。

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