サーキット仕様にする その3
KDCサービスのレーシングカウルを装着する。スクリーンは純正を使用。5mmのビス穴を空けて取り付け。フロントカウルはミラー用のステーを使って取り付け。10mmの穴を空ける。
シートカウルはまずはシートカウルベースを取り付けて、ここにネジ止め。
シートラバーにビス用の穴を空ける。手持ちの10mmのステンレスパイプのエッジをリューターで研いで、これを打ち込んでラバーをくり抜く。思ったよりきれいに出来て満足。
エアバッグ用のワイヤーも取り付けておく。サブフレームと身体を結んだラインが出来るだけ一直線になるように穴の位置を決める。10mmの穴を空け、グロメットをはめ込んで完成。
出来上がりはこんな感じ。シートカウル後端は後ろからスポッと差し込むタイプで脱着が簡単でイイ。
ノーマルシートの高さが実測で790mm、レーシングシートは820mmで、30mmのシート高アップ。これがどうハンドリングに影響するか・・・。
アンダーカウルはノーマルマフラーのタイコ部分が当たってしまって取り付け不可。フルエキゾーストマフラーが届くのを待つ事にする。
アクラポビッチフルエキゾーストマフラーを装着する。プロトが輸入した初ロット分。サイレンサーはチタン製、エキゾーストパイプは極薄のステンレス。ノーマルマフラーが8.2kgのところ、アクラポは3.2kg。5kgの軽量化だ。O2センサーのネジ部にはかじり止めのカッパーグリスを塗って締め込み、エキパイのガスケットは純正新品を使用。精度が高く、きっちりと装着出来た。バッフルが付いていたが、走行の際は取り外すことにする。
これでアンダーカウルも取り付けられた。写真のようにマフラーに当たってしまうオイル受け後端部分をカット。少し大きめにカットしてしまったが、オイル溜まりの最低高50mmはしっかりと確保。
ノーマルのエアクリーナーエレメントを外して、低抵抗エレメントを装着。金網状のエレメントガイドを敷き、その上に低抵抗エレメントをセットした。
FRP製の二次カバーセットを取り付け。接着は信越化学工業KE45-100BKをたっぷりと塗って。左サイドはアンダーカウルでカバーされているので必要ないが、せっかくなのでこちらも取り付けてみた。
レース用クーラントのワコーズ ヒートブロック RHBを0.6L入れる。521km時。ラジエーターと全ての経路で合計0.96L。かなり少ない感じだが、高温多湿なインドネシア用に設計されているので大丈夫だろう。ヒートブロックで冷却能力を高めるのみにする。
15/09/29 816km時。RC甲子園のYZF-R25用415レース用スプロケットチェーンセットに交換。手でリアタイヤを回した時、ノーマルだと半回転で止まるところ、交換後は3回転ほど回る。フリクションロス低減は間違いない。
リアアクスルシャフトナット5.7kg-m、ドライブスプロケットナット7.5kg-m、リアスプロケットナット6.8kg-m。