ゴージャスストリーム
2011/07/13完成
アオシマの1/12ゴージャスストリームを作ってみる。定価630円のところ、楽天で25円で購入。投げ売りの激安品。まずは仮組して、盛ったり削ったり・・・。
メッキパーツはおもちゃっぽいので、キッチンハイターで溶かしてから、クレオスのクロームシルバーを吹く。これは磨くと金属感が出るというモノで、擦れてムラになりやすいが、その汚れ感がリアルかも知れない。
ボディカラーはクレオスのスーパーイタリアンレッド。成形色が赤なのでそのまま吹いて、デカールを貼ってから、さらにクレオスのスーパークリアを吹く。
ヘッドライトはアルミで製作した湾曲した反射板をセットして、透明ランナーの電球を仕込む。このキットはウインカーとヘッドライトの間に仕切りを入れないと、ヘッドライドまでオレンジに見えてしまうので、ここは外せないポイント。ミラーの鏡はアルミテープ。
黒っぽい部分は全てクレオスのタイヤブラックを使い艶消しに。艶は全部殺した方がスケール感が出るように思う。
リアの泥よけにマフラーの排気口を追加。ボディはスーパークリアを吹いたあと、エナメルのフラットブラックで墨入れ。
メーターのデカールの上にPET素材の透明板を貼り、赤いウインカースイッチとセルボタンを追加。そしてスイングストッパーのレバーをプラ板で製作してセット。スリーターならこのレバーがないとダメだろう。ハンドカバーの内側を黒くするとリアルで良かったと思うが、表の色が大きく変わるのが恐くてそのままに。
ミラーやワイパー、シールドのフチなども全部タイヤブラックで。ヘッドライトの作り込みが効いている感じ。ウインカーレンズはクレオスのクリアオレンジ。テールレンズはクリアレッド。テールライト・ウインカー部分にも反射板を仕込んでおいた。
シートは半艶消しのニュートラルグレーを吹いてから、タイヤブラックでシャドウを付け、最後にエナメルのフラットブラックで汚してみた。レッドブラウンのフロアマットは、フチをタイヤブラックでぼかして遊ぶ。
インナーカバーの下部にかなり大きな隙間ができるので、ここをパテで盛って隠すのがキモか・・・。また、前後輪とも中心から左右にずれているので、そのまま組むとガタガタになってしまうのも要注意。エンジン部分も加工しないと取付けできないし、あまり精度の高いモデルではなかったように思う。
それでもプロポーションがなかなか良く、オプションパーツがたっぷり付いた雰囲気が楽しい。ちなみに、シルバーボディーのストリームも出回っているが、そのシルバーボディーの方がよりリアルでスケール感があると思う。
アオシマの1/12 モーターサイクルライダー・ライディングポーズを改造してみる。当時定価300円のところ、ヤフオクで160円で購入。ホットナイフで肘などをカットして、タミヤのエポキシ造形パテで隙間を埋める。腰と首の角度も修正。
腹を膨らませ、さらにタミヤのラッカーパテで整形。指は切り離して、レバー2本掛けになるようにしてみた。元がかなりマンガチックな造形なので少しでもリアルになるように・・・。特に顔の造りがマンガなので、諦めてヘルメットを被せることにする。
革ツナギのラインのモールドをすべて削り取り、ニードルであらたにラインを筋彫り。最初は軽くなぞる感じで、徐々に深くしていく。
クレオスのレッドとホワイトを筆塗りしてから、ラインをエナメルのブルーで塗る。筋彫りに流し込む感じで・・・。最後にエナメルのフラットブラックでシャドウ入れ。
デカールを貼り込み、クレオスの水性トップコートで一気に艶を消す。
元のヘルメットは大き過ぎるので、9割ほど縮小。シールドはPET素材を切り出し製作。帽体をツートーンカラーに塗り分け、仕上げにスーパークリアを吹く。あとはインセクトピンで雰囲気を出してみた。
艶消しの革ツナギと艶有りのヘルメットの対比がいい感じ。アゴ紐も追加しておいた。墨入れやシャドウはかなり大げさにしないと写真に良く写らないようだ。革ツナギのラインはもう少し細めの方がリアルな雰囲気になったかも知れない。
革ツナギとフルフェイスヘルメットのフル装備でゴージャスストリームに乗るライダー。ちょっとシャレが効いていて、これもアリかと思う。